海外コミュニティのredditから「試合後の日本の行動は観客の心を打った。アメリカ代表は勝利を祝いながらペットボトルを撒き散らした。日本の選手たちはそれを拾って片付けた。」という投稿を翻訳してお届けします。
試合後の日本の行動は観客の心を打った。アメリカ代表は勝利を祝いながらペットボトルを撒き散らした。日本の選手たちはそれを拾って片付けた。
(投稿主)
野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)で、連覇を目指しながらも決勝で惜しくもアメリカに敗れた日本。しかし、敗北直後のある行動が、観客の心を打った。
最終回七回裏、二死走者なしから七番横山悠の打球はライトへのフライ。これをアメリカのライト、シューマーカーががっちりとつかんでガッツポーズ。アメリカはグラブを高く放り投げた投手のボスウィックをはじめ、ベンチからも選手が飛び出し、ペットボトルに入った水を掛け合い優勝を思い切り喜んだ。
一次リーグ、二次リーグを負けなしの8連勝で決勝に進み、連覇まであと一歩と迫りながらも敗れた日本ナイン。敗戦に悔しそうな表情を浮かべながらも、整然とアメリカと握手を終えた後、主将の阿部葉太選手(横浜)をはじめ数人が、グラウンドに転がったペットボトルを拾った。
阿部葉太主将(横浜)は当時の状況を振り返り「誰が言ったか分からないが、自分の後ろから『拾っていこう』という声が聞こえたので、みんなで拾った」と話した。
大会前、相手に対するリスペクト(敬意)と同時に、高校野球の三つの「F」として「フェアプレー、フレンドシップ(友情)、ファイティングスピリット(闘志)」の重要性を話していた小倉全由監督は、試合後に「正直、自分があの(選手たちの)立場だったらできたかどうか。選手たちは偉いなと思う」とたたえた。
翻訳元
海外の反応
・海外の反応
日本の人たちが何より清潔さを大事にしているのは本当に尊敬する。大谷翔平がエンゼルスにいた頃、グラウンドのゴミを拾っていたのを今でも覚えてる。
・海外の反応
>>大谷翔平がエンゼルスにいた頃、グラウンドのゴミを拾っていたのを今でも覚えてる。
今でもやってると思うよ。カメラがウィル・スミスがガムかヒマワリの種をフィールドに投げたのを見て、大谷がじっと見てる場面があって、それが好きなシーンのひとつなんだ。
・海外の反応
敬意を重んじる国だよね。
・海外の反応
日本は自分が行った中で一番きれいな国だった。他と比べるまでもなく圧倒的。道にゴミなんて一つも見た記憶がない。
・海外の反応
アメリカは他の先進国から学ぶことがたくさんある。少しでも謙虚になって見て聞こうとすればいいのに。
・海外の反応
国際大会では日本のファンが自分たちや周りのゴミを片付けるのはよく見る光景。だから選手がやっていても驚くほどじゃないね。
・海外の反応
試合が終わったあと、アメリカのファンが床にゴミを全部置いていったのを見て愕然とした。アメリカ人観光客の評判が悪い話には普段はあまり共感しないけど、その時は本当に恥ずかしく感じた。ゴミを拾ってゴミ箱に持っていくなんてほとんど手間もかからないのに。
・海外の反応
今のアメリカの文化は、他人のために何かをする感覚からあまりに離れてしまっていて、こういう行動も皮肉めいたお説教だと受け取ってしまうんだろうね。会場にいた人の中には、敬意の表れを攻撃されたみたいに感じた人もいたと思う。日本チームが変化の手本を見せてくれてありがとう。
・海外の反応
アメリカ人として、アメリカ人の無作法さを指摘されるのは当然だと思う。ただ、自分がプレーしていた頃は、試合後に片付けてから相手チームと握手するのが普通だった。U18の選手たちはずっと「神様」みたいに扱われてきたから、片付ける機会も与えられなかったのかもしれない。でも、日本の選手が片付けているのを見て一緒にやるべきだったというのはその通りだと思う。
・海外の反応
ワールドカップで日本のファンが試合後にスタジアムを掃除して、主催者が驚いていたのを覚えてる。日本チームのロッカールームが試合後に完璧にきれいだったのも話題になった。もう文化に染み付いているんだろうね。
・海外の反応
日本のファンはどんな試合でもやってるよ。親善試合でも予選でも必ず。
・海外の反応
素敵な行動だとは思うけど、アメリカ人をだらしないとか悪者みたいに扱うのは好きじゃない。大きな試合に勝ったら祝うのが普通だし、文化の違いでもある。勝利を楽しませてあげればいいんだよ。
・海外の反応
日本の選手はアメリカの選手に罪悪感を与えようとしてやったわけじゃない。自分たちにとってフィールドが神聖だからやっただけ。アメリカの選手がそうじゃないってことでもない。小さい頃からそういう意識で野球に取り組んできたから自然にやっただけなんだ。それで何か感じたなら、自分がなぜそう感じたのか考えてみることだと思う。
・海外の反応
日本では、野球をやる子どもたちは小さい頃からグラウンドを大事にすることを教えられる。練習が終わったら、みんなで整備するのが当たり前だから、プラスチックボトルが転がってるような光景には慣れてないんだ。
・海外の反応
スポーツをやってる子だけじゃなくて、授業が終わったあとに教室や廊下やトイレまで掃除するのも普通。
つまり、体裁や礼儀を示すためというよりも、習慣として自然にやってることだと思う。
・海外の反応
日本の小学校では「掃除の時間」があって、子どもたちは自分たちの教室を用務員みたいに掃除する。そこで尊敬や謙虚さや責任感を育てるんだ。中学までは続くから、常に「ここは自分じゃなくても誰かが掃除する場所じゃない」と教えられてる。
・海外の反応
日系アメリカ人だけど、自分の親もアメリカ生まれなのに、片付けは身についちゃってる。スタンドにゴミを残さないようにしてるし、ゴミ箱やリサイクル箱が近くにあるなら必ず捨てる。日本に行ったことある人は知ってるだろうけど、街中にもトイレにもゴミ箱なんてほとんどないんだよ。
・海外の反応
ここにアメリカ人と日本人の違いがある。
・海外の反応
子どもが片付けるのは日本らしいこと。日本の学校では子どもたちが掃除をする――アメリカの子どもなら絶対やらないし、労働組合のある用務員がいる学校なら許されもしないこと。それは大人になってからも続く。ア
・海外の反応
日本に駐留してた時、真剣に「絶対ポイ捨てするな」って言われたし、駐屯地の人が来て日本式のリサイクルを教えてくれた。アメリカに戻ってもう10年近く経つけど、今でも段ボールやペットボトルをプロ並みに分別してる。ゴミは月1回の回収で足りるけど、リサイクルは週1で必要なくらい。
・海外の反応
アメリカの選手たちも、祝って終わったら片付けてたと思うけどね。
・海外の反応
日本らしい勝利だね。
