海外コミュニティのHacker Newsから「創業1020年を超える日本のお店」という投稿を翻訳してお届けします。
翻訳元
創業1020年を超える日本のお店
(投稿主)
※投稿主は、アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」の記事を紹介。記事の内容は以下のとおり。
京都にある「一和(一文字屋和輔)」は、あぶり餅を売るお店で、創業から1020年を超える。西暦1000年ごろ、疫病の終息を祈りに全国から神社へやってくる人たちに、餅をふるまったのが始まりだという。
日本には、創業100年以上の会社が3万3000社以上あり、世界全体の4割を超える。
長く続いてきた日本の会社の多くは、リスクを避け、多くの現金を蓄えてきた。過去の危機から学んだこの姿勢が、コロナ禍でもアメリカのような倒産の多さを避けられている理由の一つだとされる。
一和にとって、それは「一つのことを、しっかりやり続ける」ことだという。一方で、高齢化や人々の好みの変化が、こうした老舗にとって大きな課題になっている。
・海外の反応
しまった、去年あの餅屋の前を、気づかずに素通りしちゃってたよ。おかげで、今お腹が空いてきた。
(でも真面目な話、京都の食べ歩きは最高なんだ。お寺もすてきだけど、次に行ったら、まずは八ツ橋のお店に行って、次に餅、それからあんこの入った魚の形のやつ(たい焼き)、そのあとはきゅうりの串かな。ああ、本当にお腹が空いてきた。とにかく、ああいうお店は1000年続く価値があるよ。それくらいおいしいんだ)
・海外の反応
>>次に行ったら、まずは八ツ橋のお店に行って
八ツ橋!!初めて食べたあんこのお菓子がそれだったよ。すごくおいしかった。
・海外の反応
>>京都の食べ歩きは最高なんだ。
奈良で一番古い食堂は、500年くらいメニューを変えてないんだ。選べるのは、麦ご飯にすりおろした山芋をかけた「麦とろ」か、麦ご飯に焼いたうなぎをのせたものだけ。
うなぎは最高だよ。麦ご飯にどろっとした山芋がのってるほうは…まあ、なんでほかでもう誰も売ってないのか、よくわかったとだけ言っておくよ。
・海外の反応
>>うなぎは最高だよ。麦ご飯にどろっとした山芋がのってるほうは…
このコメントで最高なのは、自分の感じ方がまったく逆だってことだよ。麦とろは大好きなのに、うなぎがなんであんなに人気なのか、さっぱりわからないんだ。
・海外の反応
>>麦とろは大好きなのに、うなぎがなんであんなに人気なのか、さっぱりわからないんだ。
だから、メニューが2つあるってわけだね。
・海外の反応
>>うなぎがなんであんなに人気なのか、さっぱりわからないんだ。
口の中でとろける脂ののった、香ばしく焼いた魚が人気になるはずがないって?あれは海のフォアグラみたいなものだよ。
・海外の反応
>>麦とろは大好きなのに、うなぎがなんであんなに人気なのか、さっぱりわからないんだ。
正直に言うと、とろろは好みが分かれる味だよね。大好きな人もいれば、大嫌いな人もいる。そういう意味では納豆に似てるよ。
・海外の反応
同僚に、東京の「玉ひで」っていうお店に連れて行ってもらったことがあるんだ。1760年創業で、親子丼を生み出したことで知られてるお店だよ。(親子丼は「親と子の丼」っていう意味なんだけど、そう聞くと鶏肉と卵の組み合わせが、ちょっと食べにくくなるね)
今日レビューを見てみたら、評価は人によってまちまちみたいで、がっかりしてる人もいた。でも自分にとっては最高で、看板料理は、何代にもわたって磨き上げられてきたような、バランスのいい味だったよ。
素朴な料理を出す、ささやかなランチのお店が250年以上も続いてるなんて、いくら考えても面白いよね。でも、シンプルなものが長続きするっていうのは、すごく納得がいくんだ。
同僚(日本の事務所で働く地元の人)が言うには、日本が世界に「開国」するずっと前に、昔の天皇がこの料理を届けさせてたんだって。作り話かもしれないけど(その同僚は営業の人だったしね)、それでも面白かったし、料理の裏にある歴史を感じられたよ。
東京は素晴らしい街だよ。外国人として住むと、すごく孤独に感じることもあるけどね。
・海外の反応
何年か前に、京都の「重春」っていう、職人さんが一人でやってる小さなお店で、すごくいい炭素鋼の包丁を何本か買ったんだ。1390年より前からあるお店らしい。
歴史の一部を手に入れたような気分だよ。店主で包丁職人のその人はかなりご高齢だったから、お店がこの先どうなるのか、すごく気になってたんだ。
・海外の反応
>>お店がこの先どうなるのか、すごく気になってたんだ。
正直、そのお店はなくなってしまうと思う。うちの近所にも、何代も受け継がれてきたケーキ屋さんと豆腐屋さんがあったんだ。
でも残念なことに、継ぐ人がいなくて、どちらも自分が生きてるうちになくなってしまった。ケーキ屋さんは、結局別の人が経営を引き継いで再開したんだけど、前ほどおいしくないんだよね。
・海外の反応
あるレストランだか旅館だかの話を聞いたことがあるんだ。
そこの主人が、本来の体験を提供できなくて申し訳ないって謝ったんだって。もとのお店が、600年くらい前に焼けてしまったからって。
・海外の反応
(記事より)「一和にとって、それは一つのことを、しっかりやり続けることを意味する。とても日本らしい商売のやり方だ」
ここが印象に残ったよ。UNIXのような設計の考え方がずっと生き残ってるのにも、ちゃんと理由があるんだよね。
・海外の反応
(記事より)「最も長く続いてきた日本の会社は、多くの場合、リスクを避け、多くの現金を蓄えてきたことが特徴だ。それは、過去の危機によって身についたものでもある」
(記事より)「これは日本の会社に共通する特徴で、コロナ禍でもアメリカのような倒産の多さを避けられている理由の一つだ。ゴールドマン・サックスのアナリストの太田知宏氏は、『利益を出しても、設備投資を増やさない』と話す」
この部分はすごく興味深かったよ。日本の金融政策だと、こういうやり方をする気がかなり失せそうに思えるんだけどね。
・海外の反応
記事の最後が、いちばん考えさせられるところだね。
家業が嫌でも、後の世代は家業を継がなきゃいけないものなのかな?
・海外の反応
>>家業が嫌でも、後の世代は家業を継がなきゃいけないものなのかな?
そのために、大人を養子に迎えるんだよ。
・海外の反応
>>家業が嫌でも、後の世代は家業を継がなきゃいけないものなのかな?
こう考えてみなよ。1000年も途切れずに仕事がある家族なんて、どれだけいる?うまくいってるなら、変える必要はないんだよ…。
・海外の反応
こういうお店って、たいていは代々受け継がれてるの?日本で成人の養子縁組があるのは知ってる。次の世代には、家業を継げっていうプレッシャーがあるのかな?あると思うけど。
1000年も営業を続けてるって想像すると、こういうお店は、商売というより、もはやお寺みたいなものだよね。考えただけで涙が出てくるよ。
ただ、こういう習慣があまり広まってなくてよかった。そうじゃなかったら、自分は南インドのそこそこ交通量の多い幹線道路沿いで、朝食のお店を切り盛りしてたかもしれないからね。
・海外の反応
>>次の世代には、家業を継げっていうプレッシャーがあるのかな?
大事なのは、受け継がれてきたものなんだよ。それを受け継ぐことは、自分自身の満足にもつながるんだ。
何百年も前から続いてるものの一部になれたら、自分はすごくうれしいけどな。
・海外の反応
しまった。会社の「創業年数」のフィールドは10ビットで十分だと本気で思ってたよ。データベースを移行するタスクを追加しておかなきゃ。
・海外の反応
>>データベースを移行するタスクを追加しておかなきゃ。
それは後回しでいいよ。何年も必要にならないから。
・海外の反応
>>それは後回しでいいよ。何年も必要にならないから。
確かに。データエンジニアの求人も出してるし、きっと大丈夫だよね。
・海外の反応
>>会社の「創業年数」のフィールドは10ビットで十分だと本気で思ってたよ。
そのままでいいよ。11ビット目は、会社名の1バイト目の最上位ビットに入れておけばいい。これで将来も安心だね。
・海外の反応
IT企業で、ここまで長く続く会社は出てこないだろうね。
・海外の反応
>>IT企業で、ここまで長く続く会社は出てこないだろうね。
今IT関係の仕事をしてる会社で一番古いのって、任天堂だったりして?
・海外の反応
>>今IT関係の仕事をしてる会社で一番古いのって、任天堂だったりして?
「IT」の定義によるかな?任天堂の創業は1889年だよ。
反例を一つ挙げると、シーメンスは1847年創業だ(電信機器や電信網の建設から始まった)。ほかにも、もっと古い会社はたくさんあると思う。
「IT」を「情報技術」の会社と考えるなら、今も活躍してる、もっと古い会社があるんじゃないかな?
