海外コミュニティのredditから「日本のコンビニでは、フィリピンの労働者が遠隔操作するロボットを雇っている。フィリピンのテレオペレーターたちが、日本のコンビニのロボットを遠隔で操作しながら、AIの訓練も行っている。」という投稿を翻訳してお届けします。
日本のコンビニでは、フィリピンの労働者が遠隔操作するロボットを雇っている。フィリピンのテレオペレーターたちが、日本のコンビニのロボットを遠隔で操作しながら、AIの訓練も行っている。
(投稿主)
この仕組みによって、「在宅勤務」の範囲が、肉体労働にまで広がっている。ヒューマノイド型のロボットは、2030年代には多くの単純労働をこなせる段階に近づいていると言われていて、遠隔操作技術(テレプレゼンス)を使えば、その時期をもっと早めることができる。
そしてこれは、もうひとつの大きな問題を近づけてもいる。人間の労働が、AIやロボットの賃金競争に勝てなくなったとき、私たちの経済モデルをどう維持していくのかという危機だ。
海外の反応
・海外の反応
この仕組みの長期的な影響は興味深い。
フィリピンの労働者にとっては、かなり良い仕事だろう。
屋内で働けて、肉体労働をしなくていい。
たぶん、現地のほかの単純労働よりも給料がいい。
・海外の反応
>>フィリピンの労働者にとっては、かなり良い仕事だろう。
つまり、こういう仕事は結果的に「豊かな国」から「貧しい国」へお金を流す構造を作っている。
長期的には、これはグローバリゼーションを加速させ、世界全体で賃金の均一化を進めることになる。
もちろん、アメリカの労働者にとっては、つまり大幅な賃金低下を意味するけど。
・海外の反応
この仕組みは、「リモートワーク」の範囲を物理労働にまで広げるものだね。
2030年代には、人型ロボットがほとんどの単純労働をこなせるようになるだろう。
テレプレゼンス(遠隔操作)を使えば、それがもっと早く実現する。
そして、もうひとつ重大な問題を近づけている。
つまり、「AIやロボットが人間の賃金競争力を超えたとき、経済の仕組みをどうするか」という、避けられない危機だ。
・海外の反応
こういう労働よりも、危険な現場で活躍してくれると更にいいね。
・海外の反応
20〜50,000ドルくらいなら、自分で遠隔操作できる家事・庭仕事用ロボットに払うよ。
「Power Wash Simulator」が現実の自分の家でできるみたいな感じ。
家を掃除しても腰を痛めない。
そんなロボットなら本気でほしい。
・海外の反応
>>そんなロボットなら本気でほしい。
いや、自動でやってくれるなら欲しいけど、自分で操作するのは嫌だな。
・海外の反応
>>そんなロボットなら本気でほしい。
ちょっと面白そうではあるけどね。
自分は重度の花粉アレルギーがあって庭仕事ができないから、
これなら自分で芝を刈れるようになる。
大量生産には向かないだろうけど、アイデアとしては悪くない。
・海外の反応
高級車メーカーで働いている友人が言ってたんだけど、次の動きは「自動運転」じゃなくて「遠隔運転」らしい。
つまり、人件費が数十円で済む国の労働者が、リモートで車を運転するようになるって話。
・海外の反応
既に日本は未来に生きている。
・海外の反応
低スキルの現場労働まで外注できるようになったら、高コストな国でそういう仕事をしてる人たちはもう立ち行かないんじゃないか。
・海外の反応
>>そういう仕事をしてる人たちはもう立ち行かないんじゃないか。
見方を変えれば、どうせ避けられないなら、長引かせずに一気に片をつけたほうがいいとも言える。
AIやロボットが人間よりはるかに安く働けるようになる以上、この自由市場経済の仕組みの危機は避けられない。
だったら、早く対処して次の時代を作るほうがいい。
・海外の反応
>>そういう仕事をしてる人たちはもう立ち行かないんじゃないか。
いや、それは違う。
現実的には、人間の物理的な動作を完全に自律してこなせるロボットなんてまだ存在しない。
遠隔操作のシステムは“ロボット”というより“人間の手足の延長”で、通信の遅延や不具合にも左右される。
・海外の反応
>>そういう仕事をしてる人たちはもう立ち行かないんじゃないか。
でもその分、高スキルの現場労働も生まれる。
ロボットやインフラを維持する人が必要になるからだ。
完全に自律して自己修復できるロボットなんて、まだ何世代も先の話。
現場には複雑な物流もあるし、リアルタイムで遠隔操作するとなると通信の遅延や帯域の問題もある。
・海外の反応
短期的には最悪だ。
大量の人が職を失って、代わりの仕事もない。
でも長期的に見れば、悪いことばかりでもないかもしれない。
「低スキル労働」という概念がなくなって、すべての人が何かしらの専門性を持つ社会になるかもしれない。
・海外の反応
日本にとっては最高の形かもしれない。
移民を入れずに、外国人を“遠隔で”安く雇える。
結果的に国内の労働市場を押し下げる。
・海外の反応
でも「労働のない社会」にワクワクしてる人って、自分は最後まで職を失わないと信じてるんだろうな。
その移行期に苦しむ側にはならないと思ってる。
・海外の反応
ニューヨークですでにこれを見たことがある。
テイクアウト専門の店で、客が見るのは画面とウェブカメラだけ。
注文はフィリピンの人と話して行うんだ。
・海外の反応
あまり好きじゃないな。
前に日本で見た似たようなレストランでは、ロボットを操作するのに障害のある人を雇ってた。
そっちの方がいいやり方に思える。
・海外の反応
でも、コンビニがどうやってそんな人型ロボットを買えるんだ?
四足歩行型(いわゆる“ロボット犬”)でも安くて5,000ドルはするのに。
・海外の反応
>>でも、コンビニがどうやってそんな人型ロボットを買えるんだ?
最初の導入コストは高くても、長期的には人を雇うより安い。
人件費も福利厚生もいらない。
たとえば時給15ドルとしても、5,000ドルならたった41日分の給料にすぎない。
自分は半導体工場で働いてるけど、
ある工場はまだ人間がウェハーを運んで機械にセットしている。
もう一方は、上部レールで自動搬送するシステムを導入してる。
そっちの方が安全で、事故も少ない。
人間の代わりに機械を使う流れは、もうずっと前から始まってる。
・海外の反応
日本は労働力不足だから、こういうのを実現するために頑張ってるのだと思う。突拍子もないように見えて、案外これはありかもしれない。
・海外の反応
物議をかもすかもしれないけど、こういう流れには賛成だ。
世界がどんどんつながって、「世界共通の職場」になっていくのは自然なことだと思う。
地理的な幸運によって得ていた優位性が失われるのはつらいだろうけど、それが公平というものじゃないか?
・海外の反応
アメリカでも同じことが起きてる。
自分が通ってる理学療法クリニックには、もう受付係がいない。
代わりにモニターがあって、タップすると遠隔の受付担当につながるんだ。
・海外の反応
ここ数十年で技術が急加速しているように感じられるよ…
・海外の反応
日本の新しい試みが世界標準になる時代が来るかもしれない。
